体重管理に役立つ痩せる食材とは?カテゴリ別おすすめ一覧と食べ方のコツをわかりやすく解説
「何を食べれば体重が落ちやすくなるのか」「体重管理中に取り入れるべき食材が知りたい」と感じている方は多いのではないでしょうか。
体重管理に役立つ食材には、食物繊維・たんぱく質・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれているものが多く、うまく日常の食事に取り入れることでカロリーを抑えながら栄養バランスを整えやすくなります。
ただし、特定の食材だけを食べ続けることで体重が落ちるわけではなく、食事全体のバランスと摂取カロリーのコントロールを整えたうえで活用することが重要です。
この記事では、野菜・肉・魚・大豆・主食などカテゴリ別に体重管理に向いた食材をまとめ、選び方・食べ方のポイントまでわかりやすく解説しています。
「スーパーやコンビニで何を選べばよいか迷っている」という方にも参考にしていただける内容です。
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体重管理に役立つ食材を選ぶ3つの基準
体重管理中の食材選びには、カロリーの低さだけでなく、栄養バランスやお腹の持ちなど複数の観点から選ぶことが大切です。
以下の3つの基準を意識することで、食事の満足感を保ちながら摂取カロリーをコントロールしやすくなります。
基準① 低カロリー・高栄養の食材を選ぶ
体重管理の基本は、消費カロリーが摂取カロリーを上回る状態を維持することとされています。
そのため、カロリーが低く、かつ必要な栄養素(たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維)をバランスよく摂れる食材を選ぶことが食事管理の中心となります。
低カロリーでも栄養価が低い食品(こんにゃくゼリーのみ・野菜だけなど)に偏ると、たんぱく質不足により筋肉が分解されて基礎代謝が低下し、体重が落ちにくくなるリスクがあります。
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」では、各食品のエネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・食物繊維などの成分値が公表されており、食材選びの参考として活用できます。[1]
食材を選ぶ際は「1食あたりのカロリーがどれくらいか」と同時に「どんな栄養素がどれだけ含まれているか」を合わせて意識することが大切です。
野菜・きのこ・海藻類・豆腐・鶏むね肉・魚類などは低カロリーで栄養価が高く、体重管理中の食事に取り入れやすい食材の代表例とされています。
基準② たんぱく質が豊富な食材を優先する
体重管理において、たんぱく質を十分に摂ることは非常に重要です。
たんぱく質は筋肉・臓器・ホルモンなどの材料となる栄養素であり、不足すると筋肉が分解されて基礎代謝が低下し、体脂肪が落ちにくい体質になるリスクがあります。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、1日の総カロリーに占めるたんぱく質の目標量として13〜20%が示されており、減量中はとくに意識して摂ることが推奨されています。[2]
たんぱく質は三大栄養素のなかでもっとも消化・吸収にエネルギーを使う栄養素であり、腹持ちが良く食後の満腹感が続きやすいため、間食や食べすぎを防ぐ効果も期待できます。
減量中のたんぱく質摂取目安は体重1kgあたり1.0〜1.2g程度とされており、体重50kgの方であれば1日あたり50〜60g程度が目安となります。
鶏むね肉・ささみ・卵・豆腐・納豆・魚類など、高たんぱく・低脂質の食材を毎食1品以上取り入れることが、筋肉量を維持しながら体脂肪を落とすための基本です。
基準③ 食物繊維・GI値を意識して食材を選ぶ
食物繊維が豊富な食材は、血糖値の急上昇を抑えてインスリンの過剰分泌を防ぎ、体脂肪が蓄えられにくい状態をつくる効果が期待できるとされています。
厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維の必要性と健康」でも、食物繊維が脂質や糖質の吸収を緩やかにする働きをもつことが示されています。[3]
GI値(グリセミックインデックス)とは、食品を摂取したあとに血糖値が上昇する速度を示す指標であり、GI値が低い食材ほど血糖値の上昇が緩やかで体脂肪として蓄積されにくいとされています。
白米・食パン・うどんなどはGI値が高い傾向があるとされており、玄米・もち麦・全粒粉パン・そばなどGI値の低い主食に切り替えることで、同じカロリーでも体重管理に取り組みやすくなります。
野菜・きのこ・海藻類はGI値が低く食物繊維も豊富なため、食事の最初に食べる「ベジファースト」を習慣化することで、その後に食べる主食・主菜の血糖値への影響を緩やかにできる可能性があります。
「まず野菜・きのこ・海藻類から食べ始め、たんぱく質が豊富なおかず、最後に主食」という食べる順番を意識するだけでも、体重管理の効果を高めやすくなるとされています。
野菜・きのこ・海藻類【食物繊維が豊富な食材】
野菜・きのこ・海藻類は、低カロリーで食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富なため、体重管理中の食事に積極的に取り入れたいカテゴリです。
食事のボリュームを増やしながらカロリーを抑えやすく、食べる量を減らさずに満足感を保てる点が、体重管理中の食材として優れているとされています。
ブロッコリー・ほうれん草・キャベツ
ブロッコリーは100gあたりのカロリーが低く、食物繊維・ビタミンC・ビタミンB群・カリウムをバランスよく含む食材です。[1]
ビタミンB群は体内でのエネルギー代謝をサポートする働きがあるとされており、たんぱく質・脂質・炭水化物をエネルギーとして効率よく使うために必要な栄養素のひとつです。
カリウムは体内の余分なナトリウムを排出する働きがあり、むくみの改善・予防に役立つとされているため、体重管理中にとくに意識して摂りたいミネラルのひとつです。
ほうれん草は鉄分・葉酸・β-カロテン・ビタミンCを多く含む緑黄色野菜であり、栄養密度が高く低カロリーな食材として体重管理中の副菜に適しています。[1]
キャベツは食物繊維が豊富で腹持ちが良く、食事前にキャベツを食べることで食事全体の食べすぎを防ぐ効果が期待できるとされています。
調理法は蒸す・茹でる・生食など油を使わない方法が低カロリーに仕上がりやすく、体重管理中の副菜・サラダ・スープの具材として取り入れやすい食材です。
きのこ類(しめじ・えのき・きくらげなど)
きのこ類は低カロリーで食物繊維が豊富なため、体重管理中の食材として非常に取り入れやすいカテゴリです。
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」によると、乾燥きくらげは100gあたり食物繊維を57.4g含んでおり、食物繊維の摂取源として優れた食材のひとつとされています。[1]
きのこ類は噛み応えがあるため、よく噛んで食べることで摂食中枢が刺激されやすく、少量でも満腹感を得やすくなるとされています。
しめじ・えのき・まいたけ・エリンギなどは価格が手頃で通年入手しやすく、炒め物・スープ・鍋料理など多様な料理に使いやすい点も継続して取り入れやすい理由のひとつです。
きのこ類に含まれる不溶性食物繊維は腸内環境を整えて便通を改善する働きがあるとされており、体重管理中に起こりやすい便秘の予防にも役立つとされています。
油で炒める場合は使う油の量を最小限にする・ノンオイルのドレッシングを活用するなどの工夫で、低カロリーのまま食事に組み込みやすくなります。
海藻類(わかめ・ひじき・昆布など)
わかめ・ひじき・昆布・めかぶなどの海藻類は、カロリーがほぼゼロに近く、水溶性食物繊維・ミネラル・ヨウ素などを豊富に含む食材です。[1]
海藻類に多く含まれる水溶性食物繊維は、腸内で糖質や脂質の吸収を緩やかにする働きがあるとされており、食後の血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。
また、カリウムが豊富なため体内の余分な塩分を排出してむくみを改善する効果も期待できるとされており、体重管理中の食事に取り入れやすいメリットの多い食材です。
わかめはみそ汁・サラダ・酢の物など和食に取り入れやすく、乾燥わかめなら保存もきくため常備しておくと便利です。
ひじきは鉄分・カルシウムも豊富で、体重管理中に不足しやすいミネラルを補給できる食材のひとつとされています。
海藻類は1食あたりの使用量が少なくても食物繊維やミネラルを摂取しやすい食材であるため、毎日の食事に少量ずつ加える習慣をつけることが長続きのコツです。
肉・魚・卵・大豆製品【たんぱく質が豊富な食材】
肉・魚・卵・大豆製品は、体重管理に欠かせないたんぱく質を豊富に含む食材カテゴリです。
筋肉量を維持して基礎代謝を高める効果が期待できるとされており、毎食1品以上取り入れることが体重管理中の食事の基本とされています。
鶏むね肉・ささみ
鶏むね肉は高たんぱく・低脂質の食材として、体重管理中の主菜にもっとも取り入れやすい食品のひとつです。
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」によると、鶏むね肉(皮なし)は100gあたりたんぱく質を約23g含み、カロリーは108kcal程度と低カロリーである点が体重管理に適した特徴のひとつです。[1]
鶏ささみは鶏むね肉よりさらに脂質が少なく、GI値も低めとされているため、体重管理中の間食・サラダのトッピング・スープの具材として幅広く活用できます。
調理法は茹でる・蒸す・グリルが低カロリーに仕上がりやすく、マヨネーズや揚げ調理を避けることで摂取カロリーを抑えながらたんぱく質を効率よく摂れます。
鶏むね肉には疲労回復作用があるとされるイミダペプチドという成分も含まれており、運動を並行して取り組んでいる方の体づくりをサポートする食材としても知られています。
まとめて下茹でして冷蔵・冷凍保存しておくことで、毎食手軽にたんぱく質を摂れる状態をつくりやすくなります。
青魚・白身魚
魚類は良質なたんぱく質に加え、ビタミンB群・ビタミンD・ミネラルを豊富に含む食材です。
さば・いわし・さんまなどの青魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)という不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、血中の中性脂肪を低下させる効果が期待できるとされています。
たら・かれい・鮭などの白身魚は脂質が少なく低カロリーで、体重管理中の主菜に取り入れやすい食材のひとつです。[1]
調理法は焼く・蒸す・煮るなど油を使わない方法が低カロリーに仕上がりやすく、フライや天ぷらは衣と油によってカロリーが大幅に増えやすいため、体重管理中は避けることが推奨されます。
缶詰(さば缶・いわし缶・ツナ缶)は手軽に取り入れやすく、調理の手間なくたんぱく質・DHAを摂取できるため、忙しい方の体重管理中の食事に活用しやすいとされています。
ただし缶詰は塩分が高いものも多いため、食塩不使用・食塩控えめのものを選ぶことが推奨されます。
卵・豆腐・納豆
卵は「完全栄養食」ともいわれるほど、たんぱく質・ビタミン・ミネラルをバランスよく含む食材です。[1]
1個(約50g)あたりのカロリーは71kcal程度で、たんぱく質を約6g含んでおり、コストパフォーマンスが高く体重管理中に取り入れやすい食材のひとつとされています。
豆腐は植物性たんぱく質が豊富で低カロリーな大豆製品であり、体重管理中の主菜・副菜・間食として幅広く活用できる食材です。
木綿豆腐は絹ごし豆腐よりたんぱく質が多く、カルシウムも豊富に含まれているため、体重管理中のたんぱく質補給に適しています。[1]
納豆はたんぱく質・ビタミンB2・食物繊維・ビタミンK2を含む発酵食品であり、腸内環境の改善にも役立つとされています。
ビタミンB2は脂質の代謝をサポートする栄養素とされており、体重管理中に積極的に摂りたい栄養素のひとつです。
豆腐・納豆はスーパーやコンビニで手軽に入手でき、価格も比較的安定しているため、毎日の食事に継続して取り入れやすい食材といえます。
主食の選び方【GI値・食物繊維を意識した食材】
主食は1日3食必ず摂る食品であるため、種類の選び方が体重管理に大きく影響します。
「主食をやめる」のではなく、GI値が低く食物繊維が豊富な種類に切り替えることで、血糖値の上昇を緩やかにしながら摂取カロリーを調整しやすくなります。
玄米・もち麦・雑穀米
白米は精製過程で食物繊維やビタミンの多くが失われるため、GI値が高く血糖値を急上昇させやすい傾向があるとされています。
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」によると、玄米(めし)100gあたりの食物繊維は1.4gで、白米(めし)の0.3gと比べて約5倍の食物繊維を含んでいます。[1]
玄米はGI値が55程度と白米(GI値77程度)よりも低く、食後の血糖値の上昇が緩やかになるため、インスリンの過剰分泌を抑えて体脂肪が蓄積されにくい状態をつくりやすいとされています。
もち麦はβグルカンという水溶性食物繊維を豊富に含み、腸内環境を整えながら血糖値の急上昇を抑える効果が期待できるとされている食材です。
白米ともち麦を3〜5割程度混ぜて炊くだけで食物繊維の摂取量を大幅に増やせるため、玄米が苦手な方でも取り入れやすい方法のひとつです。
雑穀米は複数の穀物を組み合わせることでビタミン・ミネラル・食物繊維を補いやすく、食事のバランスを整えながら主食のカロリーを管理しやすくなります。
オートミール
オートミールはオーツ麦を加工したシリアルの一種で、食物繊維・たんぱく質・ビタミンB群を豊富に含む主食として注目されている食材です。
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」によると、オートミール100gあたりの食物繊維は9.4gと非常に豊富で、主食のなかでも食物繊維量が際立って多い食品のひとつです。[1]
食物繊維が豊富なため腹持ちが良く、少量でも満腹感が続きやすいことから、朝食や間食への置き換えとして活用しやすい食材とされています。
白米や食パンに比べてGI値が低い食品とされており、食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できます。
電子レンジで手軽に調理できるため、忙しい朝の朝食としても取り入れやすく、豆乳・無糖ヨーグルト・野菜スープと組み合わせることで栄養バランスを整えやすくなります。
ただしオートミール単体のカロリーは100gあたり約380kcalと白米(炊飯後)より高いため、1食あたりの目安量(約30〜40g)を守ることが重要です。
そば・全粒粉パン・ライ麦パン
そばは白米や小麦粉を使ったうどん・パスタに比べてGI値が低く、たんぱく質・ルチン(ポリフェノールの一種)・食物繊維を含む主食です。
十割そば・二八そばなど、そば粉の割合が高いほど食物繊維やたんぱく質の含有量が多くなるため、体重管理中はそば粉の割合が高いものを選ぶことが推奨されます。
全粒粉パンは小麦の外皮・胚芽を含む全粒粉を使用しており、精製された小麦粉を使う白いパンと比べて食物繊維・ビタミンB群・ミネラルが豊富に含まれています。
ライ麦パンはライ麦を主原料としたパンで、GI値が低く食物繊維が豊富なため、食後の血糖値の上昇が緩やかになりやすいとされています。
パンを選ぶ際は菓子パン・クロワッサン・バターロールなど糖質と脂質が高いものを避け、全粒粉パン・ライ麦パンを選ぶことで摂取カロリーと血糖値への影響を抑えやすくなります。
主食の種類を切り替えるだけで摂取する食物繊維量を大幅に増やせるため、「食事の量を減らす」よりも「主食の種類を整える」ことを優先するアプローチが継続しやすいとされています。
体重管理に向かない食材と注意点
体重管理に役立つ食材がある一方で、過剰に摂取すると体重管理の妨げになりやすい食材もあります。
「食べてはいけない食材」として完全に排除するのではなく、頻度・量・調理法を調整しながら上手に付き合うことが、長続きする食事管理のコツです。
高カロリー・高脂質になりやすい食材
脂身の多い肉(豚バラ・牛カルビ・鶏皮など)は良質なたんぱく質を含む一方、脂質が高くカロリーが大幅に増えやすいため、体重管理中は赤身肉・もも肉・むね肉などに切り替えることが推奨されます。
揚げ物(からあげ・天ぷら・コロッケなど)は食材そのものの栄養価が高くても、衣と油によってカロリーが大幅に増えやすくなるため、体重管理中は頻度を減らし、蒸す・焼く・茹でる調理法に置き換えることが有効です。
バター・マヨネーズ・ドレッシングなどの調味料は少量でも高カロリーになりやすいため、使用量を控えめにするか、ノンオイルタイプに切り替えることで摂取カロリーを抑えやすくなります。
チーズ・生クリームなどの乳製品は良質なたんぱく質・カルシウムを含む一方、脂質が高いものが多いため、体重管理中は無脂肪・低脂肪タイプを選ぶことが推奨されます。
調理に使う油の種類と量を見直すだけでも1食あたりのカロリーを大幅に抑えられる場合があるため、体重管理中は油の使いすぎに意識を向けることが重要です。
血糖値を急上昇させやすい食材
白米・食パン・うどんなどGI値が高い食材は、食後の血糖値を急上昇させてインスリンの過剰分泌を招き、体脂肪として蓄積されやすい状態をつくりやすいとされています。
砂糖・果糖ブドウ糖液糖を多く含む菓子類・清涼飲料水・ジュース類は、液体や小さな食品であってもカロリー・糖質が高く、体重増加につながりやすい食材の代表例です。
果物はビタミン・食物繊維が豊富で健康的なイメージがありますが、果糖(フルクトース)を多く含むものは過剰摂取すると中性脂肪として体内に蓄積されやすいとされています。
果物を摂る場合は、りんご・いちご・キウイなど比較的糖質が少ないものを選び、1日1〜2種類を適量(手のひらにのる程度)にとどめることが推奨されます。
バナナ・マンゴー・ぶどう・乾燥フルーツなど糖質が高い果物は体重管理中はとくに量を控えることが大切です。
加工食品・インスタント食品の注意点
ソーセージ・ハム・ちくわ・かまぼこなどの加工食品は、保存料・食塩・脂質が多く含まれるものが多く、過剰な塩分摂取はむくみの原因になるとされています。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、1日あたりの塩分摂取目標量を成人女性で6.5g未満・成人男性で7.5g未満としており、加工食品を多用する食生活は塩分過多になりやすいため注意が必要です。[2]
カップ麺・インスタント食品は手軽に食べられる一方で、高カロリー・高糖質・高塩分なものが多く、ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足しやすい食品です。
どうしても使用する場合は、野菜・海藻・卵などを加えて栄養バランスを補う工夫をすることで食事全体のバランスを整えやすくなります。「食べてはいけないものはない」という考え方を基本としながら、頻度・量・組み合わせを意識して調整することが、無理なく続けられる体重管理の基本です。
よくある質問
- 体重管理に向いた食材はどこで買えますか?
-
体重管理に向いた食材の多くは、スーパー・コンビニで手軽に入手できます。
スーパーでは鶏むね肉・豆腐・納豆・卵・玄米・もち麦・わかめ・ブロッコリー・きのこ類など、価格が安定していて通年入手しやすい食材が豊富に揃っています。
コンビニではサラダチキン・ゆで卵・豆腐・海藻サラダ・無糖ヨーグルトなど、調理不要ですぐに食べられる体重管理向きの食品も多く販売されているため、忙しい方でも取り入れやすい環境が整っているとされています。
- たんぱく質が豊富で低カロリーな食材は何ですか?
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たんぱく質が豊富で低カロリーな食材として特におすすめなのは、鶏むね肉(皮なし)・鶏ささみ・たら・かれい・豆腐・納豆・卵・無糖ヨーグルトなどです。
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」によると、鶏むね肉(皮なし)は100gあたりたんぱく質約23g・カロリー108kcal程度、鶏ささみは100gあたりたんぱく質約23g・カロリー98kcal程度と、高たんぱく・低カロリーの代表的な食材です。[1]
毎食1品以上これらの食材を取り入れることで、筋肉量を維持しながら体脂肪を落としやすい状態をつくりやすくなるとされています。
- 食物繊維が特に多い食材は何ですか?
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食物繊維が豊富な食材として、乾燥きくらげ(100gあたり57.4g)・切り干し大根(100gあたり21.3g)・オートミール(100gあたり9.4g)・ごぼう(100gあたり5.7g)・もち麦・わかめなどが挙げられます。[1]
厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維の必要性と健康」でも、食物繊維は脂質や糖質の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を抑える働きがあるとされており、体重管理中に積極的に摂ることが推奨されています。[3]
野菜・きのこ・海藻類・豆類・雑穀類をバランスよく毎食に取り入れることで、食物繊維の摂取量を効率よく増やせます。
- 体重管理中でも主食は食べてよいですか?
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体重管理中でも主食は食べることが推奨されており、種類と量を整えることが大切とされています。
炭水化物(糖質)は脳と体の主要なエネルギー源であり、極端に制限すると集中力の低下・筋肉の分解・基礎代謝の低下につながるリスクがあるとされています。
白米をGI値の低い玄米・もち麦混ぜごはん・雑穀米に切り替えたり、食パンを全粒粉パンやライ麦パンに変えたりするだけで、同じ主食でも血糖値への影響を緩やかにしやすくなります。
まとめ
体重管理に役立つ食材を選ぶ基準は、「低カロリー・高栄養」「たんぱく質が豊富」「食物繊維・GI値を意識している」の3点であり、これらを満たす食材を毎食バランスよく組み合わせることが食事管理の基本とされています。
野菜・きのこ・海藻類は低カロリーで食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富なため、食事のボリュームを増やしながらカロリーを抑えやすい食材として、体重管理中の食事に積極的に取り入れることが推奨されます。
鶏むね肉・ささみ・魚類・卵・豆腐・納豆など高たんぱく・低脂質の食材を毎食1品以上取り入れることで、筋肉量を維持して基礎代謝を保ちながら体脂肪を落としやすい状態をつくれるとされています。
主食は白米・食パン・うどんなどGI値が高いものから、玄米・もち麦・雑穀米・オートミール・全粒粉パン・ライ麦パンなどGI値が低く食物繊維が豊富なものに切り替えることで、食後の血糖値の急上昇を抑えて体脂肪が蓄積されにくい状態をつくりやすくなります。
脂身の多い肉・揚げ物・菓子類・清涼飲料水・加工食品などは高カロリー・高糖質になりやすいため、体重管理中は頻度・量・調理法を調整することが大切であり、完全に排除するよりも上手に付き合う意識が長続きのコツです。
体重管理に向いた食材はスーパーやコンビニで手軽に入手できるものが多く、特別な食品を用意する必要はなく、普段の食材選びを少し意識するだけで食事全体のバランスを整えやすくなります。
特定の食材だけに頼るのではなく、食事全体の栄養バランスと摂取カロリーを整えたうえで体重管理に役立つ食材を上手に活用することが、リバウンドしにくく長く続けられる体重管理の根本です。
参考文献
[1] 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」 https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html
[2] 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」 https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
[3] 厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維の必要性と健康」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-001.html
[4] 厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動とエネルギー代謝」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-02-001.html
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