ハンバーグのカロリーはどのくらい?100g・1個・ソース別・外食チェーン別の目安を一覧で解説
ハンバーグは子どもから大人まで人気の定番料理だが、「カロリーが高そうで気になる」「ダイエット中でも食べていいのか」と悩む方も多い。
実際のカロリーは、使う肉の種類・グラム数・ソースの種類によって大きく変わるため、「ハンバーグのカロリーはいくら?」という問いへの答えは一通りではない。
この記事では、グラム別・ソース別・種類別のカロリー一覧を表形式でまとめた上で、外食チェーンのカロリー比較・カロリーを下げる調理法・ダイエット中の食べ方まで解説する。
「今日食べたハンバーグは何kcalだったのか」「手作りでカロリーを減らすにはどうすればいいか」という方は、ぜひ参考にしてほしい。
ハンバーグのカロリーはどのくらい?基本数値を確認する
まず押さえておきたいのが、ハンバーグの基本的なカロリーの目安だ。
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」に掲載されている合いびきハンバーグの数値を基準に、重さ別のカロリーを確認する[1]。
グラム別・重さ別のカロリー一覧表
ハンバーグのカロリーは、重さに比例して増える[1]。
合いびきハンバーグ(ソースなし)の重さ別カロリー目安として、80gで約178kcal、100gで約197〜223kcal、150gで約296〜335kcal、200gで約394〜446kcalが目安になる[1]。
100gあたりの目安は約197〜223kcalで、文部科学省の食品成分表では100gあたり223kcalと記載されている[1]。
外食のハンバーグは150〜200gが標準的なサイズとなっており、ソースなしで300〜450kcal前後が目安になる[1]。
「手のひらサイズのハンバーグ(約120〜150g)はおにぎり1〜2個分のカロリーに相当する」と覚えておくと、日常の食事管理に役立つ[1]。
ハンバーグの栄養成分(たんぱく質・脂質・糖質)
ハンバーグは「カロリーが高い料理」というイメージを持たれがちだが、栄養成分を見ると特徴がある[1]。
合いびきハンバーグ100gあたりの栄養成分は、エネルギー約223kcal・たんぱく質約13〜16g・脂質約13〜16g・炭水化物(糖質)約12〜15gとなっている[1]。
ハンバーグのカロリーが高い主な原因は「脂質」で、ひき肉に含まれる脂質がエネルギーの大部分を占めている[1]。
一方で、糖質は100gあたり約12〜15g程度と比較的少なく、白米(炊き上がり100gあたり約37g)と比べると大幅に少ないため、糖質を控えている方にとっては選びやすい料理のひとつといえる[1]。
たんぱく質も100gあたり約13〜16g含まれており、筋肉の維持・成長に必要なたんぱく質を補える食品でもある[1]。
ソース・種類別ハンバーグのカロリー比較
ハンバーグのカロリーはソースや種類によって大きく変わる。
「ハンバーグ単体のカロリーは抑えていても、ソースをたっぷりかけることでカロリーが高くなる」というケースも多いため、ソース別・種類別の目安を把握しておくことが大切だ[1]。
デミグラスソースハンバーグのカロリー
デミグラスソースハンバーグは、ハンバーグに洋風のデミグラスソースをかけたスタンダードなメニューだ。
デミグラスソース(50g)のカロリーは約41kcalで、ソース自体のカロリーはそれほど高くないが、市販品やレストランのソースは使用量によって大きく変わる[1]。
ハンバーグ150g(ソースなし)約296〜335kcal+デミグラスソース50gで+約40〜80kcal、合計目安は約335〜420kcalとなる[1]。
ソースをかけすぎると予想以上にカロリーが上がるため、デミグラスソースを使う場合は量を意識することが大切だ[1]。
和風ハンバーグのカロリー
和風ハンバーグはポン酢・大根おろし・醤油ベースのソースを使うため、ソース部分のカロリーが低く抑えやすいのが特徴だ[1]。
ハンバーグ150g+大根おろし100g+ポン酢大さじ1の合計目安は約330〜370kcalとなる[1]。
ダイエット中にハンバーグを食べたい場合、ソースを和風に変えるだけで総カロリーを抑えやすくなる[1]。
チーズハンバーグ・煮込みハンバーグのカロリー
チーズハンバーグと煮込みハンバーグは、ソースや追加食材のカロリーが高くなりやすいため注意が必要だ[1]。
種類別のカロリー目安(約150g)は、プレーン(ソースなし)約296〜335kcal・和風約325〜370kcal・デミグラス約335〜415kcal・チーズ約374〜440kcal・煮込み約407〜480kcalとなる[1]。
チーズ1枚(約20g)で約70〜80kcal追加される[1]。
煮込みハンバーグはケチャップ・ウスターソースなど糖質の高い調味料を使うため、カロリーと糖質の両方が高くなりやすい[1]。
豆腐ハンバーグ・鶏肉ハンバーグのカロリー
ひき肉の種類を変えることで、同じハンバーグでもカロリーを大幅に変えることができる[1]。
100gあたりのカロリー比較では、合いびき肉約261kcal・牛ひき肉約251kcal・豚ひき肉約236kcal・鶏ひき肉約186kcal・鶏むね肉(皮なし)約116kcalとなる[1]。
鶏ひき肉は合いびき肉と比べてカロリーが約30%低く、鶏むね肉(皮なし)を自分でミンチにした場合はさらに大幅にカロリーを下げることができる[1]。
豆腐ハンバーグのカロリー目安(1個・150g相当)は、合いびきハンバーグ約296〜335kcalに対し、豆腐50%混合で約180〜230kcal、豆腐メインで約120〜160kcalとなる[1]。
豆腐を加えることでふっくらとした食感も生まれるため、カロリーを抑えながら食べごたえも維持できるという利点がある[1]。
外食チェーン別ハンバーグのカロリー
外食でハンバーグを食べる際に気になるのが、チェーン店ごとのカロリーの違いだ。
セットメニューやサイドメニューも含めると予想以上に高カロリーになりやすいため、注文前に主要なデータを把握しておくことが食事管理に役立つ。
なお、外食チェーンのカロリーは時期・店舗・メニュー変更によって異なるため、最新の正確なデータは各公式サイトで確認することをおすすめする。
びっくりドンキーのハンバーグカロリー
びっくりドンキーはハンバーグ専門のファミリーレストランとして人気が高く、サイズ・ソース・トッピングのバリエーションが豊富だ[1]。
主要メニュー(Sサイズ=150g)のカロリー目安は、レギュラーバーグステーキ約316kcal・おろしそバーグステーキ約323kcal・チーズバーグステーキ約457kcalとなる[1]。
ライスとのセットになると、単品に加えてライス約250〜330kcalが追加されるため、合計で600〜800kcal前後になることが多い[1]。
カロリーを抑えたい場合は、ライスをカリフラワーライスに変更・ドリンクをウーロン茶にすることで、全体のカロリーをコントロールしやすくなる[1]。
ガスト・サイゼリア・その他ファミレスのカロリー
主要ファミリーレストランのハンバーグ単品カロリー目安(ライスなし)は、ガスト約550〜600kcal・サイゼリア約470〜520kcal・ビッグボーイ約530〜580kcalとなる[1]。
ライス付きのセット・定食になると、さらにご飯分(約250〜350kcal)が加わるため、ハンバーグ+ライスの組み合わせで800〜1,000kcal程度になることが多い[1]。
外食のハンバーグ定食のカロリーが高くなりやすい理由は、ライス・スープ・サラダ・フライドポテトなどのサイドメニューが加わるためだ。
外食でカロリーを抑えるための選び方
外食でハンバーグを楽しみながらカロリーを抑えるための実践的なポイントは4つある[1]。
①サイズを小さめにする:150gと200gでは約50〜100kcalの差がある[1]。
②ソースをあっさりしたものに変える:おろしポン酢・和風ソースに変えるとソース部分のカロリーを大幅に抑えられる[1]。
③フライドポテトをサラダに変える:それだけで500kcal以上の差が生まれる[1]。
④ドリンクをゼロカロリーにする:甘いドリンクをコーヒー・ウーロン茶・水に変えると100〜300kcalの節約になる[1]。
この4つを組み合わせるだけで、同じ外食でも数百kcal単位の差が生まれる[1]。
ハンバーグのカロリーを下げる方法
手作りハンバーグならば、食材・調理法・ソースを工夫することでカロリーを大幅に下げることができる。
「ハンバーグの風味や食べごたえを保ちながら、カロリーを抑えたい」という方のために、具体的な方法を3つのポイントで解説する。
肉の種類・使う部位でカロリーを変える
ハンバーグのカロリーの大部分は、ひき肉に含まれる脂質によるものだ[1]。
そのため、使う肉の種類・部位を変えることが、最もダイレクトにカロリーを下げる方法になる[1]。
合いびき肉(約261kcal)を鶏ひき肉(約186kcal)に変えると約▲75kcal、鶏むね肉自家製ミンチ(約116kcal)に変えると約▲145kcalの削減が可能だ[1]。
市販のひき肉は脂肪が含まれているため、赤身の牛肉や豚もも肉を買って自分でミンチ状にする方法でさらにカロリーを下げられる[1]。
ただし鶏肉100%のハンバーグはパサつきやすいため、豆腐・玉ねぎを多めに加えるとジューシーに仕上がりやすくなる[1]。
つなぎ・調理法の工夫でカロリーオフ
ハンバーグのつなぎに使われるパン粉は、100gあたり約369kcalと高カロリーだ[1]。
パン粉を減らし、代わりに豆腐・おから・すりおろし野菜でかさ増しすることで、全体のカロリーを大幅に抑えられる[1]。
調理法では、蒸し焼き・オーブン焼きは肉自体の余分な脂も落ちるため、フライパンで油を使って焼く場合よりもカロリーを抑えやすい[1]。
フライパン焼き(油大さじ1)は約111kcalの油カロリーが追加されるが、蒸し焼きやオーブン焼きは油の使用量がほぼゼロになる[1]。
「つなぎ」と「調理法」の2つを変えるだけで、同じハンバーグでも100kcal以上の差が生まれる可能性がある[1]。
ソースと付け合わせの選び方
ソースと付け合わせを変えるだけで、同じハンバーグでも総カロリーを大きく変えることができる[1]。
ソース別のカロリー目安(大さじ2程度)では、ポン酢約18〜25kcal・醤油約17〜22kcalに対し、チーズソース約80〜120kcal・バターソース約100〜150kcalと大きな差がある[1]。
ポン酢・大根おろし・醤油ベースの和風仕上げが最もカロリーを抑えやすい[1]。
付け合わせについても、フライドポテトやスパゲッティよりも蒸し野菜・サラダ・きのこソテーを選ぶことで、食事全体のカロリーと栄養バランスを整えやすくなる[1]。
ダイエット中のハンバーグの食べ方
カロリーが気になる方でも、食べ方を工夫することでハンバーグをダイエット中のメニューに組み込むことが可能だ[1]。
ハンバーグはダイエット中に食べてもいい?
ハンバーグはカロリー・脂質が高めではあるが、一方で糖質が低く・たんぱく質が豊富という特徴があるため、食べ方次第ではダイエット中に選びやすい料理のひとつだ[1]。
ダイエット向きにする理由の一つ目は糖質が比較的低い点で、100gの糖質は約12〜15g程度と白米(100gで約37g)と比べてかなり少ない[1]。
二つ目はたんぱく質が豊富な点で、150gにはたんぱく質が約20〜24g含まれている[1]。
三つ目は調整のしやすさで、肉の種類・ソース・付け合わせを変えることで300〜500kcal程度まで幅広くカロリーをコントロールできる[1]。
ハンバーグ単品ではなく、1日の食事全体のバランスで考えることが、ダイエット中にハンバーグを楽しむための基本的な考え方だ[1]。
カロリーを抑えながらハンバーグを楽しむコツ
①食事全体のバランスで考える:昼食に脂質の多い食事をした日は夕食をハンバーグにしないなど、1日単位でカロリーを調整する考え方が継続しやすい[1]。
②付け合わせでご飯量を調整する:フライドポテトなど糖質の多い付け合わせを食べる場合は、その分ご飯を減らすことで総カロリーを抑えられる[1]。
③ソースの量を意識する:ソースは「かけすぎ」が最もカロリーを増やしやすいポイントだ[1]。
少量にとどめるか、ポン酢・大根おろし・醤油などのあっさり系を選ぶことで、ハンバーグ本体のカロリーだけで食事を楽しみやすくなる[1]。
よくある質問(Q&A)
- ハンバーグ1個のカロリーはどのくらいですか?
-
一般的な合いびきハンバーグの目安は、100g(小ぶり)で約197〜223kcal、150g(外食標準)で約296〜335kcal、200g(大きめ)で約394〜446kcalだ[1]。
これにソース・付け合わせ・ライスが加わると全体のカロリーはさらに増えるため、食事全体として確認することが大切だ[1]。
- 豆腐ハンバーグと普通のハンバーグ、カロリーはどのくらい違いますか?
-
豆腐をひき肉に50%程度混ぜた場合、同じ150gで比較すると約100〜150kcalのカロリーオフが期待できる[1]。
木綿豆腐100gのカロリーは約73kcalで、合いびき肉100g(約261kcal)と比較するとかなり低いため、ひき肉の半量を豆腐に置き換えることで脂質とカロリーを大幅に抑えられる可能性がある[1]。
- ハンバーグと付け合わせのフライドポテトではどちらがカロリーが高いですか?
-
意外に思われるかもしれないが、フライドポテトはサイズによってはハンバーグと同程度かそれ以上のカロリーになることがある[1]。
外食チェーンのフライドポテト(Lサイズ)のカロリーは約680kcal程度になる場合があり、これは150gのハンバーグ単品(約296〜335kcal)の2倍以上にあたる[1]。
カロリーを抑えたい場合は、フライドポテトをサラダや蒸し野菜に変更することが有効で、それだけで400〜500kcal以上の削減になる可能性がある[1]。
- ダイエット中にハンバーグ定食を食べるとカロリーはどのくらいになりますか?
-
ファミリーレストランでの一般的なハンバーグ定食(ハンバーグ150g+ライス+スープ+サラダ)のカロリーは、おおよそ800〜1,000kcal程度が目安になる[1]。
ダイエット中は、ライスを小盛り・ソースをあっさり系・フライドポテトをサラダに変えるという3つの工夫を組み合わせることで、700kcal台に抑えやすくなる可能性がある[1]。
まとめ
ハンバーグのカロリーは合いびき肉を使った場合、100gあたり約197〜223kcal・150g(外食標準サイズ)では約296〜335kcalが目安になる[1]。
ソース別では和風ハンバーグが最もカロリーが低く、煮込みやチーズハンバーグになるほどカロリーと糖質が上がりやすいため、種類を選ぶことがカロリー管理のポイントだ[1]。
外食チェーンではハンバーグ単品よりもライス・サイドメニューを含めた食事全体のカロリーに注目し、サイズ・ソース・付け合わせを工夫することで大幅なカロリー節約が可能だ[1]。
手作りの場合は鶏ひき肉・豆腐を使う・つなぎを減らす・蒸し焼きにするという方法で、合いびき使用時より100〜200kcal程度の削減が期待できる[1]。
ハンバーグは脂質が高いためカロリーは高めだが、糖質は白米と比べてはるかに少なく・たんぱく質も豊富なため、食べ方を工夫することでダイエット中の食事にも組み込みやすい料理だ[1]。
食べ方の工夫として、ソースの種類と量を意識する・付け合わせで野菜を多くする・1日の食事全体のバランスで考えるという3点を意識することで、ハンバーグを楽しみながら食事管理を続けやすくなる[1]。
心配な症状がある場合や栄養管理に困難を感じる場合は、医師や管理栄養士に相談することをおすすめする。
参考文献
[1] 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html
[2] 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html
コメント