太らないご飯の食べ方完全ガイド|主食の選び方・おかず・夜ご飯のコツを徹底解説

「ご飯が好きだけど、食べると太りそうで怖い」と感じている方は少なくありません。

実はご飯(主食)そのものが問題なのではなく、「何をどのように食べるか」が太る・太らないを大きく左右しています。

食事から完全にご飯を抜くと、脳のエネルギー不足や筋肉の分解を招き、かえって痩せにくい体になる可能性があります。[1]

大切なのは、主食の種類・量・食べ方・おかずとの組み合わせを工夫することで、満足感を保ちながら太りにくい食事をつくることです。

この記事では、太らないご飯の食べ方を「主食の選び方・量の目安・おかずの工夫・時間帯別のポイント・コンビニ・外食の活用法」まで幅広くまとめています。

ご飯を我慢せず、おいしく食べながらダイエットを成功させたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

そもそも「ご飯を食べると太る」は本当か

ご飯(白米)が太りやすいとされる理由

ご飯(白米)が太りやすいと言われる主な理由は、GI値(グリセミック指数)が高いからです。

GI値とは食後の血糖値の上昇スピードを示す指標で、白米のGI値は約88と高GI食品に分類されます。[2]

血糖値が急激に上昇すると、体はそれを下げるためにインスリンというホルモンを大量に分泌します。

インスリンには脂肪の合成を促進し、分解を抑制する働きがあるため、急激に分泌されると余ったエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなります。[2]

つまり、白米そのものに問題があるというより、「大量に・急いで・空腹状態で食べること」が太りやすさの原因となっています。

ご飯を抜くとどうなるか

「太るから」という理由でご飯(炭水化物)を完全に抜こうとする方もいますが、これは逆効果になる可能性があります。

炭水化物は体と脳の主要なエネルギー源であり、不足すると体は飢餓状態と判断してエネルギーを脂肪として溜め込みやすくなります。[1]

また、炭水化物が不足すると筋肉を分解してエネルギーに使うため、筋肉量が落ちて基礎代謝が低下し、太りやすく痩せにくい体になる可能性があります。[1]

ご飯は「食べない」のではなく「量と種類と食べ方を工夫すること」が、太らない食事の正しいアプローチです。

太る原因は「食べ方」にある

同じ量のご飯を食べても、太りやすい食べ方と太りにくい食べ方があります。

太りやすいご飯の食べ方

  • 空腹状態で一気にかき込む(血糖値が急上昇しやすい)
  • 夜遅い時間に大量に食べる(消費しきれず脂肪になりやすい)
  • 丼物・麺類など単品で食べる(野菜・たんぱく質なしで糖質過多になりやすい)
  • おかずなしで白米だけを大盛りで食べる

太りにくいご飯の食べ方

  • 野菜→たんぱく質→ご飯の順番で食べる(ベジファースト)
  • よく噛んでゆっくり食べる(20〜30分かける)
  • 夜は量を減らし、昼にしっかり食べる
  • 主食・主菜・副菜を揃えた定食スタイルで食べる

太らないためのご飯(主食)の選び方

主食のGI値比較一覧

太りにくい主食を選ぶうえでは、GI値を参考にすることが有効です。

GI値が低いほど血糖値の上昇が緩やかで、脂肪が蓄積しにくくなります。[2]

主食の種類GI値分類
食パン約95高GI
白米約88高GI
うどん約80高GI
そば約59中GI
パスタ約55低GI
玄米約55低GI
オートミール約55低GI
ライ麦パン約55低GI

白米は高GIですが、玄米・もち麦・オートミールなどに変えるだけで血糖値の上昇を緩やかにできます

太りにくい主食①:玄米

玄米は白米と比べてGI値が約88→55と大幅に低く、食物繊維も白米の約5倍含まれています。[2]

食物繊維が血糖値の急上昇を抑え、インスリンの過剰分泌を防ぐことで脂肪が蓄積しにくくなります。

また、噛みごたえがあるため自然と咀嚼回数が増え、少ない量でも満腹感を得やすいメリットがあります。[2]

さらに、玄米を朝食に食べると「セカンドミール効果」(次の食事の血糖値上昇も緩やかにする効果)が期待できるという報告があります。[2]

玄米に変えても食べすぎれば血糖値は上がるため、量の管理は白米同様に意識することが重要です

太りにくい主食②:もち麦

もち麦は白米・玄米より糖質量が少なく、食物繊維が豊富な主食です。

水溶性食物繊維のβ-グルカンを多く含み、糖の吸収をゆっくりにして血糖値の急上昇を抑えることが期待できます。[1]

白米に2〜3割混ぜて炊くだけで取り入れられるため、玄米が苦手な方にもおすすめです。

もちもちした食感で満足感が高く、少量でもお腹が膨らみやすい特徴があります

太りにくい主食③:オートミール

オートミールはGI値55で低GI食品であり、1食分の量が30g程度と少量で済む主食です。[2]

白米と比べてたんぱく質・食物繊維が豊富で、腹持ちが良く、次の食事までの間食を減らしやすい効果が期待できます

「オートミールお粥」「リゾット」「チャーハン」など、様々なアレンジ料理に使えるため、飽きにくく継続しやすい点も魅力です

白米を食べるなら量と食べ方を工夫する

白米が好きな方は、完全に置き換えなくても量と食べ方を工夫することで太りにくくできます。

白米を太りにくく食べるコツ

  • 量を茶碗8割程度に減らす:白米は1杯(150g)で約250kcal・糖質約56gです。小盛り(100g)なら約168kcal・糖質約37gに抑えられます。
  • 冷やご飯にする:冷えたご飯は消化されにくいレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)が増え、血糖値の上昇が緩やかになることが期待できます。
  • 酢を少量加える:食事にお酢を取り入れることで、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。[2]
  • 野菜・たんぱく質と必ず組み合わせる:白米単品で食べず、必ず主菜・副菜とセットにすることで血糖値の上昇を緩やかにできます。

太らないご飯のおかず選び

おかずの選び方が太る・太らないを決める

太らないご飯を実現するためには、主食の選び方と同様におかずの選び方が重要です。

高たんぱく・低脂質のおかずを中心に選ぶことで、血糖値の急上昇を抑えながら筋肉量を維持し、基礎代謝を高めやすくなります。[1]

「主食・主菜・副菜」の定食スタイルを基本にすることで、バランスよく栄養を取りながらカロリーを適切にコントロールできます

積極的に食べたい太りにくい食材

鶏むね肉・鶏ささみ(高たんぱく・低脂質)

鶏むね肉(皮なし)は100gあたり約108kcal・たんぱく質約23gと、低カロリーで高たんぱくの代表食材です

焼く・蒸す・ゆでるなど油を使わない調理法でさらにカロリーを抑えられます。

豆腐(高たんぱく・低カロリー)

豆腐は100gあたり約56kcal(木綿)と低カロリーで、たんぱく質も豊富です。

安く手に入り、様々な料理に使えるため、太らないご飯のおかずとして最も活用しやすい食材のひとつです

麻婆豆腐・湯豆腐・豆腐ステーキ・みそ汁の具など、どんな調理法にも対応できます。

魚(白身魚・青魚)

白身魚(鱈・鮭・カレイなど)は低カロリーで高たんぱくです。

青魚(サバ・イワシ・サンマなど)はやや脂質が高いですが、オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)を含む良質な脂であり、体への脂肪蓄積を抑える効果が期待できます

焼き魚・煮魚・刺身など油を使わない調理法が太りにくいご飯に適しています。

卵(完全栄養食)

卵1個あたり約76kcalとカロリーが低く、ほぼすべての必要栄養素を含む完全栄養食です。

ゆで卵・温泉卵・だし巻き卵など、様々なおかずとして活用できます。

きのこ類(低カロリー・食物繊維豊富)

しいたけ・えのき・しめじなど、きのこ類は100gあたり20〜40kcalと非常に低カロリーです。

食物繊維が豊富で腸内環境の改善や血糖値の急上昇を抑える効果が期待でき、料理のかさ増しにも最適です。[1]

こんにゃく・しらたき(低カロリー・食物繊維豊富)

こんにゃくは低カロリーで脂質ゼロ、グルコマンナンという食物繊維を豊富に含みます。[1]

煮物・おでん・炒め物・しらたきはパスタや麺類の置き換えにも活用できます。

海藻類(ミネラル・食物繊維豊富)

わかめ・めかぶ・ひじき・もずくなどは低カロリーでミネラル・食物繊維が豊富です。

みそ汁の具・サラダ・酢の物など副菜として使いやすく、野菜だけでは不足しやすい栄養素を補えます。

控えたいおかずと上手な置き換え方法

太りやすいおかずを知ることも、太らないご飯を実現するうえで重要です。

控えたい食品理由置き換え先
揚げ物(唐揚げ・天ぷら)高脂質・高カロリー蒸し鶏・焼き鳥(塩)
ラーメン・うどん(大盛り)糖質過多・たんぱく質が少ないそば・とろろ蕎麦
丼物(牛丼・カツ丼)糖質+脂質が多い定食スタイルに変える
スナック菓子・洋菓子糖質・脂質が高く栄養素が少ない素焼きナッツ・果物少量
砂糖入り飲料飲み物だけでカロリー過多水・お茶・ブラックコーヒー

特に気をつけたいのが調味料・ソース・ドレッシングの「見えないカロリー」です。マヨネーズ・ドレッシング・ソースは大さじ1杯で50〜100kcalになることもあるため、量を減らすか低カロリーのものに変えることをおすすめします

太りにくいご飯の調理法

同じ食材でも調理法によって大きくカロリーが変わります。

調理法カロリーの傾向おすすめ
ゆでる・蒸す最も低い
焼く・グリル低い
煮る低い
炒める(少量の油)やや高い
揚げる高い×

揚げ物の代わりにグリルや蒸し料理にするだけで同じ食材でも大幅にカロリーを削減でき、油を使う場合はオリーブオイルなど良質な油を少量にとどめることが大切です。[1]

太らない食べ方のコツ

食べる順番でご飯の太りにくさが変わる

同じご飯を食べても、食べる順番を変えるだけで血糖値の上昇の仕方が大きく変わります。

最も効果的なのが「ベジファースト(野菜から先に食べる方法)」です。[1]

食事の最初に食物繊維を多く含む野菜・きのこ・海藻から食べることで、後から食べる糖質の吸収スピードが緩やかになり、血糖値の急上昇を防ぎます。

推奨する食べる順番

  • 野菜・きのこ・海藻(食物繊維を先に摂る)
  • みそ汁・スープ(胃を膨らませて食べすぎを防ぐ)
  • 主菜(たんぱく質・魚・肉・豆腐)
  • 主食(ご飯・パン・麺)

ご飯は食事の最後に食べることで、血糖値の上昇が緩やかになり脂肪として蓄積されにくくなります

よく噛んでゆっくり食べる

食後に摂食中枢が「もう十分食べた」と感じるまでには15〜20分かかります。[1]

1口30回を目安によく噛み、食事に20〜30分かけることで少ない量でも満腹感を得やすくなります

早食いをすると摂食中枢が働く前に食べ終わってしまうため、ついもう一口・もう一杯と食べ過ぎてしまいやすくなります。

噛む回数が増えることで唾液の分泌が促進され、消化吸収が改善される効果も期待できます。[1]

腹八分目を意識する

「お腹いっぱいになるまで食べる」習慣を「少し物足りない程度(腹八分目)で終える」に変えることが、太らないご飯の基本です。[1]

食後20分で摂食中枢が働くため、「物足りない」と感じる段階でやめても、20分後には自然と満腹感が得られます。

食事前にコップ1杯の水を飲むことで、不要な空腹感を和らげて食べすぎを防ぐ効果も期待できます。[1]

夜ご飯の量と時間に気をつける

夜は活動量が減るため、昼と同じ量を食べると消費しきれず脂肪として蓄積されやすくなります。[1]

太らない夜ご飯のポイントは以下のとおりです。

  • 就寝3〜4時間前には食べ終える:23時に寝るなら20時までに夕食を済ませることが理想的です。[1]
  • 夜の主食量を昼の半分程度に減らす:夜ご飯での炭水化物(ご飯・パン)を減らし、そのぶんたんぱく質・野菜を増やします。
  • 揚げ物・脂肪の多い肉は夜に食べない:消化に時間がかかる高脂質な食品は、夜に食べると特に脂肪として蓄積されやすくなります。[1]
  • 夜の総カロリーは1日の30〜40%以内に収める:1日1,600kcalが目標なら夜ご飯は480〜640kcal程度が目安です。[1]

時間帯別の太らないご飯の食べ方

朝ご飯を太りにくくする方法

朝食は1日の代謝スイッチを入れる重要な食事です。

朝食を抜くと、昼食時に体がエネルギーを溜め込もうとして血糖値が急上昇し、脂肪として蓄積しやすくなります。[1]

また、たんぱく質と糖質を含む朝食が体内時計をリセットし、1日の代謝を高める効果が期待できます

太りにくい朝ご飯の例

  • 玄米ご飯(茶碗1/2杯)+ゆで卵+野菜サラダ+みそ汁
  • オートミール(30g)+無糖ヨーグルト+果物少量
  • 全粒粉トースト(1枚)+ゆで卵+野菜スープ

朝は血糖値を下げるインスリンが効きやすい時間帯のため、炭水化物(ご飯)は朝〜昼に集中させるのが太りにくい食べ方です

昼ご飯を太りにくくする方法

昼食は1日の中で最も活動量が多い時間帯であるため、3食の中でも最もしっかり食べてよい食事です

太りにくい昼ご飯を選ぶポイント

  • 丼物・麺類より定食スタイルを選ぶ:主食・主菜・副菜がそろう定食は栄養バランスが取りやすく、血糖値の急上昇を防ぎやすくなります。
  • そばを選ぶ(麺類を食べるなら):そばのGI値は約59と、うどん(約80)・ラーメン(約73)より低いため太りにくい麺類です。
  • 定食なら野菜小鉢・みそ汁から先に食べる:ベジファーストを外食でも実践できます。
  • 大盛りにしない:主食のご飯は普通盛りか小盛りを選びます。

コンビニランチで太りにくい選び方

  • サラダチキン+おにぎり(1個)+カット野菜
  • おでん(卵・こんにゃく・大根)+おにぎり(1個)
  • サラダ+サンドイッチ(卵・チキン系)
  • もずく酢+具だくさんみそ汁+おにぎり(1個)

コンビニでもたんぱく質と野菜・食物繊維を確保すれば、太りにくいランチを組み合わせることができます

夜ご飯を太りにくくする方法

夜は3食の中で最も脂肪が蓄積しやすい時間帯です。

活動量が少なく、食べたものが消費されにくいため、量・食材・調理法の工夫が特に重要です

太りにくい夜ご飯の基本構成

  • 主食:玄米・もち麦ご飯を茶碗1/2杯程度(またはなし)
  • 主菜:鶏むね肉・魚・豆腐を使った低脂質・高たんぱくおかず
  • 副菜:野菜たっぷりのスープ・おひたし・海藻サラダ
  • 汁物:きのこ・野菜たっぷりのみそ汁

太りにくい夜ご飯のメニュー例

メニューポイント
蒸し鶏とわかめのサラダ+みそ汁高たんぱく・低脂質・食物繊維豊富
鮭の塩焼き+野菜スープ+小盛り玄米良質な脂質・ビタミン豊富
豆腐ステーキ+きのこソテー+海藻スープ低カロリー・食物繊維豊富
ブリの照り焼き+ほうれん草おひたし+もち麦ご飯バランスよく栄養摂取
鶏むね肉のやわらか蒸し+きのこたっぷりスープ高たんぱく・低カロリー

夜ご飯のおかずには揚げ物・高脂質な肉料理を避け、焼く・蒸す・煮る調理法を選ぶことが太りにくい食事の基本です。[1]

間食で太らないためのポイント

間食が太る原因になることが多いですが、完全に禁止すると強いストレスからリバウンドしやすくなります。

太りにくい間食の選び方

  • 素焼きナッツ(一握り程度):少量で満足感が高く良質な脂質を補える
  • 高カカオチョコレート(70%以上・2〜3かけ):血糖値の急上昇が緩やか
  • 無糖ヨーグルト(100g):たんぱく質・カルシウムを補える
  • ゆで卵(1個):高たんぱく・低カロリーで腹持ちが良い
  • 果物少量:ビタミン・食物繊維を補えるが食べすぎに注意

間食をするなら食事から2〜3時間後が適切なタイミングで、夜遅い時間の間食はできる限り避けることをおすすめします

太らない1日のご飯の献立例

1日の献立例(約1,600kcal)

以下は太りにくい食事を意識した1日の献立モデルです。

朝食(約400kcal)

  • 玄米ご飯(茶碗1/2杯・100g)
  • ゆで卵2個
  • 野菜サラダ(葉物野菜・トマト・きゅうり)
  • わかめのみそ汁
  • 緑茶またはブラックコーヒー

昼食(約600kcal)

  • 定食スタイル:焼き鮭+ほうれんそうのおひたし+もち麦ご飯(茶碗1杯)+みそ汁
  • または:山菜そば(700円前後)+ゆで卵1個

夕食(約500kcal)

  • 鶏むね肉の蒸し鶏(120g)
  • きのこたっぷり野菜スープ
  • 海藻サラダ
  • 玄米ご飯(茶碗1/2杯・必要に応じてなしも可)

間食(必要に応じて・100kcal以内)

  • 素焼きナッツ(一握り)
  • または無糖ヨーグルト(100g)

外食で太らないご飯の選び方

外食でも太りにくい食べ方の原則

外食は自炊と違って食材・調理法を選べないため、完全にコントロールすることは難しいですが、いくつかのルールを守ることで太りにくくなります。

① たんぱく質中心のメニューを選ぶ

たんぱく質は筋肉量を維持して基礎代謝を保つために必要です。[1]焼き魚定食・刺身・鶏むね肉料理・豆腐料理など、たんぱく質が主役のメニューを中心に選びましょう。

② ベジファーストを実践する

定食についている野菜の小鉢・サラダから先に食べることで、血糖値の急上昇を防ぎやすくなります。[1]

③ ご飯は普通盛りか小盛りにする

大盛りをやめて普通盛りにするだけで、1食あたり約100〜150kcalの削減が可能です

④ 揚げ物を焼き物・蒸し物に変える

唐揚げ→焼き鳥(塩)、とんかつ→豚の生姜焼きなど、調理法を変えるだけで大幅なカロリー削減になります

ジャンル別・太りにくい外食の選び方

和食(おすすめ度:高)

  • 焼き魚定食・刺身定食・湯豆腐・おでん・山菜そば
  • 和食は低脂質・高たんぱくメニューが多く、最も太りにくい外食ジャンルです
  • ただし、天ぷら・揚げ物が多い定食は避けましょう

中華(おすすめ度:中)

  • 蒸し鶏・蒸し餃子・八宝菜・炒め野菜
  • 避けるべきは炒飯(油と塩分が多い)・揚げ春巻き・油が多い炒め物
  • ご飯は半ライスに変更するのがおすすめです

洋食(おすすめ度:やや低)

  • グリルチキン・魚のグリル・野菜たっぷりのスープ
  • パスタはソースで大きくカロリーが変わります。オリーブオイル系・トマト系を選び、クリーム系・カルボナーラは控えめにしましょう

居酒屋(工夫が必要)

  • 枝豆・冷奴・刺身・焼き鳥(塩)・海藻サラダがおすすめ
  • 唐揚げ・フライドポテト・チーズたっぷり料理は控えめに
  • お酒は糖質の低いハイボール・焼酎・辛口ワインを選び、締めのラーメン・お茶漬けは不要です

コンビニで太らないご飯を組み合わせる

コンビニで太りにくいご飯を組み合わせるコツは「たんぱく質+食物繊維+低GI主食の3点をそろえること」です。

コンビニで太りにくい組み合わせ例

  • サラダチキン+おにぎり(1個)+カット野菜サラダ
  • ゆで卵2個+おでん3品(こんにゃく・大根・卵)
  • 無糖ヨーグルト+おにぎり(1個)+もずく酢
  • 納豆+おにぎり(1個)+温かいスープ

コンビニのおにぎりは1個約170〜200kcalです。ご飯(炭水化物)を1個にとどめてたんぱく質・野菜でボリュームを出すことが、コンビニ太りを防ぐポイントです

太らないご飯のよくある誤解

誤解①:玄米や全粒粉なら食べ放題

玄米や全粒粉パンは白米より低GIで太りにくい主食ですが、糖質を含む食品であることに変わりはありません。

玄米や全粒粉でも食べすぎれば血糖値は上昇し、体重増加につながります。[2]

「低GIだから好きなだけ食べてよい」ではなく、量を適切にコントロールしながら食べることが重要です

誤解②:炭水化物を抜けば太らない

炭水化物(ご飯)を完全に抜くことは、一時的な体重減少には効果がありますが、長期的には代謝の低下やリバウンドにつながる可能性があります。[1]

炭水化物は脳・体の主要なエネルギー源であり、完全に抜くと集中力の低下・疲労感・筋肉量の減少が起きる可能性があります。

「炭水化物を抜く」より「低GIの炭水化物を適量食べる」方が、健康的で継続しやすいアプローチです。

誤解③:カロリーだけを見れば太らない

「低カロリーなら何を食べても太らない」という考え方は正確ではありません。

同じカロリーでも血糖値の上がり方によっては脂肪として蓄積されやすくなります。

カロリーだけでなく、GI値・血糖値の変動・栄養バランスも合わせて意識することが太りにくい食事の本質です

誤解④:夜にご飯を食べると必ず太る

夜のご飯が太りやすいのは事実ですが、「量・食材・就寝との時間間隔」を工夫すれば夜ご飯を食べながら体重管理は可能です。

夜ご飯を完全に抜くと、昼食との間隔が長くなって次の食事で過食しやすくなったり、代謝が低下してかえって太りやすくなったりする可能性があります。[1]

夜は量を減らして高たんぱく・低脂質の食材を選び、就寝3〜4時間前までに食べ終えることが大切です

太らないご飯を続けるための生活習慣

規則正しい食事リズムを保つ

食事時間が不規則になると体内時計が乱れ、代謝効率が低下して太りやすくなります。[1]

3食を決まった時間に食べる習慣をつけることで、血糖値の変動が安定し食欲をコントロールしやすくなります

食事時間の目安は「朝食:起床後1時間以内、昼食:朝食から4〜5時間後、夕食:就寝3〜4時間前」が理想的で、この3点を守るだけでも体重管理がしやすくなります

食事の記録をつける

何を食べているかを記録することで、食べすぎているタイミングや太りやすい食習慣を客観的に把握できます。

スマートフォンのカメラで食事の写真を撮るだけでも記録として機能します。

「記録する」という行為が食べる前の一瞬の意識を生み、過食を防ぐきっかけになります

水分補給を習慣化する

水分不足は代謝の低下やむくみの原因になります。

1日1.5〜2L程度の水・緑茶・白湯を習慣的に摂ることで、代謝を維持しやすくなります

「空腹感」と「喉の渇き」を混同しているケースも多く、食事前に水を1杯飲むことで余分な食欲を抑える効果が期待できます。[1]

砂糖入りジュース・清涼飲料水は飲み物だけでカロリーが大幅に増えるため、太らないご飯を心がける場合は飲み物も合わせて見直すことが重要です

よくある質問

ダイエット中にご飯(白米)は食べても大丈夫ですか?

白米は高GI食品であるため食べすぎには注意が必要ですが、適量であれば食べても問題ありません。[1]

大切なのは量を控えめにし(茶碗8割程度)、野菜・たんぱく質と組み合わせ、ベジファーストで食べる順番を工夫することです。

白米が心配な方は玄米・もち麦・オートミールに置き換えると、より血糖値の急上昇を抑えやすくなります

太りにくい主食のおすすめは何ですか?

低GIで血糖値の急上昇を抑えやすい主食として、玄米(GI値55)・もち麦・オートミール・そば・全粒粉パンがおすすめです。[2]

いきなり完全に置き換えが難しい場合は、白米にもち麦を2〜3割混ぜて炊くだけでも効果が期待できます。

個人差があるため、まず自分が続けやすいものから試してみることをおすすめします

太らない夜ご飯のポイントは何ですか?

夜ご飯で太りにくくするポイントは次の3つです。[1]

まず、就寝3〜4時間前には食べ終えることです。

次に、主食(ご飯・パン)の量を昼の半分程度に減らし、そのぶんたんぱく質(鶏むね肉・魚・豆腐)と野菜を増やすことです。

最後に、揚げ物・高脂質な肉料理を避け、焼く・蒸す・煮る調理法を選ぶことです

外食ではどんなメニューを選べば太りにくいですか?

外食では「定食スタイル」を選ぶのが最も太りにくいアプローチです。

和食の焼き魚定食・刺身定食・そば(山菜そば・とろろそば)はカロリーが低く栄養バランスも取りやすいおすすめメニューです。

ファストフード・丼物・麺類の大盛り・クリーム系パスタは糖質・脂質が過多になりやすいため、控えることをおすすめします

まとめ

太らないご飯の実現には、「完全に食べない」より「何を・どのように食べるかの工夫」が重要です。

主食は白米から玄米・もち麦・オートミールなど低GIのものに変えることで、血糖値の急上昇を抑えて脂肪が蓄積しにくくなります

おかずは高たんぱく・低脂質の食材(鶏むね肉・魚・豆腐・卵)を選び、きのこ・海藻・野菜で食物繊維を補いながら定食スタイルを基本にしましょう。

食べる順番はベジファースト(野菜→たんぱく質→主食)を意識し、よく噛んでゆっくり20〜30分かけて食べることが太りにくい食べ方の基本です。

夜ご飯は主食量を昼の半分に減らし、就寝3〜4時間前までに食べ終える習慣をつけましょう。

少しずつ習慣を変えるだけで、ご飯を楽しみながら体重管理ができるようになります

参考文献

[1] 厚生労働省 e-ヘルスネット「肥満と健康」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-001.html

[2] 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html

[3] 文部科学省「食品成分データベース」
https://fooddb.mext.go.jp/

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