根に黒い影があり歯根端切除と言われた

一般歯科Q&A:44歳 女性 主婦(08/30)


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差し歯にしている歯が痛くなりました。レントゲンで根に黒い影がありました。金属の土台があるため歯根端切除術と言われました。

差し歯にしている歯が痛くなりました。レントゲンで根に黒い影がありました。金属の土台があるため歯根端切除術と言われました。手術みたいで抵抗あります。他に根の治療の方法は無いのでしょうか。今は痛くないので急いでする必要はないとも言われましたが、どうしたら良いのか分かりません。暫く、ほっておいて、また痛くなったら治療すれば良いという事でも良いのでしょうか。教えて下さい。

 歯根端切除はまさしく、小手術以外のなにものでもありません。金属の土台が入っているために歯根端切除を選択するのではなく、土台部分を除去するのが歯根の破折を起こす可能性が強く困難である場合、根管治療を行なっても予後不良な場合に選択されます。
 歯根の先にある黒い影はのう胞や膿瘍が形成されている証拠で、骨の吸収が進行しています。痛みが出てから治療するという場合、現在よりも状況が悪くなってから治療するという事ですから、選択肢が抜歯あるいは歯根端切除ということになります。
 症状が無く、病巣が発見できた場合の問題点は治療経過が悪かったり、予後不良が予想される場合です。痛みがない歯を治療したら、抜歯になってしまったという経過を歯科医師も臨んでいません。通常の根管治療が出来ないほど歯根の先にある病巣が大きい、金属の土台の状態がよくない場合を除いて、通常の根管治療を選択すべきだと考えます。通常の根管治療が無理な場合には、治療後のリスクが高いと判断できますので歯根端切除を実施するか、痛みがでるなど納得できる症状が現れてから、抜歯を選択する事になると考えます。
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